ayako_no7の日記

シュート!にまつわるあれこれを残す場所。 原作オタク。

シュート! Goal to the Future 第7話感想

クソ以下の6話を経てからの7話です。

6話の1ミリも理解も許容もできない展開に荒れに荒れまくりTwitterで愚痴を言いまくり、私は決めた。もうあの人のことは監督としか呼ばない。私の知っている神谷さんではないのだ。別の何かなのである。

そんなわけで7話は週末に学校に泊まり込んで合宿するというお話でした。そういう専門の設備があるのかと思ったら体育館に寝袋を並べてザコ寝してた。アッそんな感じなのね。監督が高校生たちと一緒に寝てたらどうしようかと思いましたが、それはなかった。しかし夜中にオバケ役になって部員を脅かしにくるという、さらに精神年齢が低いことをやり始めていつの時代のアニメなんだよという展開に。冒頭にパソコンカチャカチャターンしてたのも指ケガしたのもこのためかよ。爆笑しかないわ。

そして前半で抱いた私の疑念は後半に確信に変わる。今回はサッカーに必要な技術と体力を養いつつ部員同士の絆を深めるという建前の、監督が青春をやり直す回なのである。2年生の初夏に親友を亡くし、3年生のインハイ後に高校を辞めてしまった監督はすべてをサッカーに捧げてきたからね。部員たちと一緒に唐揚げ弁当食べてる姿になんかホッコリしてしまった。監督が高校生だった頃は、学校で練習してるとだいたい斉木さんとか他校の輩が来て邪魔するし、部員みんなで休憩なんていう雰囲気じゃなかったもんね。弁当屋は当時から営業していたらしく、監督はボリュームがあって高校生のサイフにやさしかったとか、当時いた大学生の娘さんがかわいかったとか言い出す始末である。監督も女性に興味あるんですか〜!?とか言われてたけどそいつはわりとムッツリスケベだぞ。

そして最後の日の夜はプールに忍び込むというお決まりのイベントが待っていました。水着なんてないから全裸でダイブする佐原以下部員たち。すなわちフルチンである。体育館に見回りにきたのか遊びにきたのかわからん監督も部員たちがいないのに気づき、プールへやってきて昭和な描写とともに突き落とされていました。そして次のシーンではやっぱり全裸になってて爆笑した。お前も脱ぐんですか。

まあそんな身も心も開放的な状態でシリアスな話などできるわけがなく、プカプカ浮かびながらオレも昔みんなとこっそりプールに入ったとか昔話をし始める監督。いつだよ1年次か2年次か3年次か?いや毎年でもいいぞ。当時は掛川ヌーディストビーチって呼んでたそうですが、あのサッカー部にそんな横文字を輸入したのどいつだよ。マホか!?(言いそう)あっ、いや、久保さんか!?ヨーロッパってそういう文化あるよね。当時のメンツが夜のプールではしゃいでるのを想像すると楽しくなりました。

そんで監督に当時彼女がいたのかという話を振る佐原。うんそれはね、監督ではなくオタクに聞いた方が早いよ。サッカー部はモテないという話になり、監督は今はどうなんだと切り込まれる。そうだよアニメが始まる前はそのへんがどうなってるのかがオタクの生死を分けるポイントになるだったはずなのに、あまりにもアレなことが続いてすっかり影が薄くなっていました。監督は好きになったらひと筋だ!とか恋愛観を語っていましたが、シュートは決められなかったらしい。モテない設定は生きてるんだね。まあ掛高のモテ要素の95%は久保さんであることは間違いない。このあたりから股間を隠すためのキラキラの描写が過剰になってくる。私の腹筋は死にそうである。

警備員さんに怒られたのち、合宿最終日に監督込みで練習するシーンが出てきました。ユベントスのエースに変なフォームでシュートさせるなよということはしっかり怒っていきたいと思います。

そしてラストシーンではユニフォーム配布。ちょっと待って佐原が11番もらってるんだけど?????????ハァ~~~????????ブラジル帰りのテクニシャンで掛高のアイドルといっても過言ではないマホがつけてた11番ですよ???お前ノールックパスとかできるわけ???スピードに乗った華麗なフェイントとかやれるわけ?????いざというときは体を張ってスライディングできるんですか~~~?????シメる。

そして秀人がもらった10番はずっと欠番だったらしいです。私は10番に特に思い入れないんですが、15歳の神谷さんが憧れてつけたいって思ってた番号であり、みんなが追いかけ続けてきた久保さんの象徴であり、何よりも16歳の神谷さんがどんな気持ちでトシにこの番号を託したのかを知ってるから、それに恥じない物語を今後広げていってもらいたいとは思いますがどうなんですか。あとメガネくんは10番になんか思い入れがあるみたいですが、たぶん来週以降に出てくるのでしょう。

最後にマネージャーにがんばりましたね♪とか言われて照れる監督。この異世界から抜け出すには帝光戦の終了間際の同点シュートを読まなくてはならない。あなたが選んだこの人はすごい人です!次回予告は「糸」でした。

(第8話に続く)