ayako_no7の日記

シュート!にまつわるあれこれを残す場所。 原作オタク。

シュート! Goal to the Future 第2話感想

第2話です。ここまでは先行上映されてたのか…もうどうしたらいいのかわからん。

 

久保さんの11人抜きは久保さんが天才だということを示すためだけのものじゃないんだよ。結果的にそうなってるだけで。そもそも久保さんがやりたいサッカーは一人で全員抜くようなサッカーじゃなく、仲間と信頼し合って全員が実力を出しきるサッカーだし。だから11人抜きは燃え尽きる前の最後の炎なんだよ。自分にとって最後の試合、最後のゴールになるってわかっててやったことだから。強敵である掛北とのギリギリの試合だからこそ、たった一人で一点を取ってチームの未来を繋げたんだよ。神谷さんもトシもあの背中をずっと追いかけてきたんだよ。追いつけないとわかってても。

そのたった一度の奇跡を、単に実力を誇示して圧倒的な差を見せつけるために使うのは、久保さんとの別れを経験して、永遠の10番をずっと追い続けながら自分のサッカーで行けるところまで行くことを貫いてきた神谷さんたちを今でも愛してる原作オタクにケンカ売ってるのか?????としか言いようがない。それともこの後の話でめちゃくちゃ納得する神ストーリーが出てきて「あそこで11人抜き(?←厳密にいうと秀人は抜いてないから?をつけておく)をやっておいて正解だったね」ってなるのか?とりあえず3部の藤田東戦を10回読んでくれ。あとキーパーくんは寝てないでキャッチしなさいボールを。健二だったらなぎ倒してでも取ってるよ!

「小久保くんの11人抜き(?)」ですべてが吹っ飛んだ感のある第2話。アイキャッチには予想通り早々と登場しました神谷さんが。エプロンありがとうございます。私アニメって普段ほとんど見ないんですけど、アニメによくありがちな(偏見)大人のオシャレキャラポジに配置されてるよなこれ…。いや、イタリアに20年くらいいたわけだし実際大人になったからその辺はオシャレになってても別にいいんだけど。それなら無精ヒゲをオシャレヒゲにするとか何とかしたほうがいいと思う。ただでさえニキビ跡があるから無精ヒゲまであると顔がにぎやかなのよ。

ストーリーは野間田と練習試合することになり、小久保くんが秀人に「会いたかったよ~」っていうところから。小久保くんはこの世代の有名人らしく、掛高サッカー部員たちは「あの小久保公平!?」って神谷さんが来たときより驚いていました。マジかよセリエAにいたんだぞ?日本代表のMFだぞ?原作(読み切りだけど)だとW杯決勝まで行ってるぞ?

なりゆきで練習試合に加入することになる秀人くんはやっぱりシュートが決まらないけど、別に外してるわけじゃなくてキーパーにキャッチされてるんだよね。それならコースを誘導したディフェンスとキャッチしたGKを褒めるべきでは?知らんけど。

あっという間に点を取られてボロボロの掛高の中で、風馬くんだけが掛川は田仲・平松・白石のいたすげーチームなんだぞ!って1人で気を吐いています。それはいいんだけど、その中に馬堀も入れてやってくれ…。海外組だよ!しかもレアな南米だぞ。女性関係で何かやらかしていない人扱いされてるんだろうか。とか書いてたら悲しくなってきた。マホは本当に女性関係にだけ気をつけてほしいと心から願っています。

過去の掛川がどれだけすごかったかを力説する風馬くんに「そんなことは過去の話だ。サッカーでボールが後ろに行ったら敗北へのカウントダウンだ。勝利は前にしかない。勝ちたかったら前に進め」という神谷さんはカッコよかったです。そうなんだよ、神谷さんはすごいプレーヤーだったんだよってクダを巻くのはオタクだけでいいんだ。現役なのは風馬くんとか秀人とか、君らなんだから。神谷さんが過去の栄光を語るキャラにならなかったのは救いである。

それにしても秀人がサッカーと公平にトラウマを抱くようになったのは、公平がいなくなる→シュートが決まらなくなる→陰口をたたかれる→サッカーがいやになる→お前(公平)のせいで…!という流れなのか?それならちょっと逆恨みが激しすぎるのでは?それに公平はイギリスにサッカー留学してたのかと思ったら、お父さんが転勤になっただけでした。

試合後半になると相手校のメンバー交代で公平がin。秀人好き好きアピールがすごい。公平くんが秀人に抱いている感情がなんなのかは、架空の人物とはいえ個人のことなのでこれといって何とも思わないのですが、試合中に相手チームとしゃべりすぎである。チームメイトからもツッコまれてるぞ。そして秀人が期待に応えてくれないと分かると、腹いせに11人抜き(?)をして「練習にならない」といって去っていくという…サイコパスやん。グダグダで終わる練習試合の後、相手チームの監督に礼儀正しい神谷さんを見て斉木さんに敬語使う神谷さんを思い出しました。

そして神谷さんはコーチを引き受けて、翌日は5時半から練習するそうです。当時もそんなに朝早くからやってたのかな?お母さん大変だっただろうな。エンディングの猫は健在でした。

(たぶん第3話につづく)